SSブログ
タイガース ブログトップ

新井 猛虎第1号弾…マー君撃ち!! [タイガース]

「オープン戦、阪神4-7楽天」(7日、神戸)

 マー君から打った!トラ1号や。阪神・新井貴浩内野手(31)が楽天戦(デイリースポーツ主催)の四回、田中将大投手(19)から移籍1号となる左越え2ランを放った。歓喜でバットを放り投げたが…。その瞬間をテレビでチェックしていた甲子園居残り組の金本知憲外野手(39)はニヤリ。期待の師弟コンビは息ピッタリ、頼もしいッス。

  ◇  ◇

 阪神ファンの皆様!!見ていただけましたか、強烈な新井選手の猛虎1号弾を!!そして、甲子園にいた金本選手も目に焼き付けたことでしょう。

 「ホームランはやっぱりいいもんですね!でも、金本さんは見てないことを祈ってます…」

 ガツン。打った瞬間、誰もが確信。本塁打なのはもちろん、悠然と打球を見送りながら、振り抜いたバットを、両手でさっそうと放り投げた-ために、後に甲子園で練習中のアニキから“祝福”されるであろうことも。

 怪物VSJAPANの4番-昨年もなかった実戦での初対決。四回一死一塁。マウンド上では、対決前にガチンコ勝負を予告してきたマー君こと田中将大の眼光がさらに鋭さを増していた。

 カウント1-0からの2球目、真ん中145キロ。だが「体がうまく反応した」。新井のバットが怪物の剛球をとらえた。強烈な衝撃音とともに放たれた白球は、ライナーでグングンと伸び、左翼席中段に突き刺さった。

 阪神移籍後初となるタテジマ新井の初弾、オープン戦1号だった。

 「気持ちいいですね。しかし、いいピッチャーです。決めに来る時のスライダーはすごかった」

 新井は楽しそうに振り返った。一回二死一塁の第1打席はカウント2-1から、内角スライダーに見逃し三振を喫した。だが本塁打後の第3打席はフォークを中前にはじき返し、初対決は3打数2安打。試合前に、あいさつに来た田中に「お手柔らかに」と笑顔で返した新井が打席でも貫録を示した。

 一方で、新井が一昨年の日米野球以来、対戦時にはあいさつする敵将・野村監督はこの一発を予言していた。試合前「マー君は新井に格の差を見せつけられるぞ」と話していたとおりになった。

 しかし!会見終盤。ひとしきり話し終えた新井が急に「どうだ!!とか全然思ってませんからね」とトーンダウンした。

 “何か”を察知したようにあまり派手な記事、見出しにしないでとクギを刺していたら…そこに甲子園の金本からの“伝言”が届いた。予想どおり、バットを格好良く投げた一件に、アニキ節がさく裂していた!!

 「やーっぱり!見てましたかぁ…」とうなだれた新井。強烈な一発、記念すべきトラ1号には最高のオチもついた。


デイリースポーツ


タグ:タイガース
タイガース ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。